遊愛窯塾長の作品紹介

汁物お椀

平成24年12月制作

平成25年7月制作

汁物用のお椀のつもりで作りましたが、使い道にはこだわりません。
赤土で轆轤成型の後、外側を削り込みました。
そのあと、白化粧土を外内とも浸し掛けし内側にひっかき模様を入れています。
薬崖の前に口縁に酸化銅を筆で一周しました。釉薬は白藁白です。
画像をクリックして大きな画像で見ると、公園に淡い緑色がほんのりと見えると思います、これが酸化銅の色です。
手間がかかりましたが、日常使う器としてちょっとしたモダンさもありいい出来でした。
高台も若干高く作っていますので、熱い汁を入れても手で持つのに問題はありません。
この手法と同じでご飯椀を作っていますのでセットで使うとまたいい雰囲気になります。