塾長の独り言 -
誰にも気づかれない紅葉

平成22年11月15日
夏から一気に冬の気配のこの頃です。
木々が、あわただしく紅葉の衣を着け始めているようです。
秋が日に日に深まるこの季節、不思議と心も感傷的になるものです。
真っ赤に色付いた葉っぱが、ひとひらひとひら貴方の肩にそっと降ってきた。
まるで、木々が暑い夏を越し、またひとつ歳を重ねたよう。
同じように、年月を重ねた自分がいろんな情景を見るたびに、何故かしら心がほころんでいく。
山奥の誰にも気づかれないもみじの紅葉を、私は見てあげたい。